家を売ることは人生の中でもなかなかないことですから、戸惑ってしまう方が多いでしょう。
しかし、あらかじめ知識を持っておけば、慣れない不動産売却を誰でもスムーズに行えます。
そこで今回は、家を売ろうか考えている方に向けて家を売る時の注意点をご紹介します。

□売り手にとって不利になる情報も必要です

家を売るとなると、売主にとって不利になる情報も出てくることでしょう。
隠せるものはできるだけ隠しておきたいと思うかもしれませんが、ここは潔く全ての情報を伝えることをおすすめします。
売主には「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」があるからです。

「瑕疵担保責任」とは、家を売却したあとに買主が物件の欠陥を発見した場合、売主に対して補習の実施を要求したり、代金・報酬の減額・損害賠償を請求したり、契約解除したりでき、売主が買主に対して負うこととなる責任のことです。

特に、雨漏り、シロアリによる被害、排水管の腐食による不具合といった欠陥によって瑕疵担保責任を負う可能性が高いので注意しましょう。

□売れない物件は買取を検討しよう

築年数が建っていたり、トラブルがあったりした物件は、なかなか家が売れない可能性が十分考えられます。
そんな時におすすめなのが不動産業者による物件の買取です。
不動産買取では、買い取った物件を、リフォームやリノベーションをしてから不動産会社が売却します。
不動産会社による仲介で買い取ってもらう場合に比べると売却価格は6割程度になってしまいますが、メリットがたくさんあります。

1つ目は、すぐにお金に代えられることです。
仲介による売却では、3ヶ月から1年かかります。
すぐにでもお金が欲しい方にとってはもどかしい思いをしてしまうのではないでしょうか。
一方で不動産買取では不動産会社がすぐに物件を買い取ってくれるため、すぐに物件を現金に変えられます。

2つ目は、瑕疵担保責任がないことです。
上記で説明した瑕疵担保責任がないため、安心して物件を売却できます。
もしも売却した後に不具合が発見されても、補修費用を払うことは決してありません。

3つ目は、仲介手数料がかからないことです。
不動産買取では仲介手数料が発生しません。
物件自体の買取金額は低くなってしまいますが、仲介手数料の費用がかからないのは大きなメリットなのではないでしょうか。

□まとめ

今回は、家を売る際に注意したい瑕疵担保責任、売れない時に検討したい不動産買取について解説しました。
家を売る際にこの記事が参考になれば幸いです。
当社では福井県を中心に北陸地方の不動産売買に特化したサービスを提供しています。
福井で不動産売却をお考えの際はぜひ当社にご相談ください。

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