家を売る予定の方で、家具を処分するべきか悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
家具の処分は手間がかかるため、できるだけ残したままで売りたい方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、家具は処分するべきかどうかと、家具を残す場合のポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□家を売る際に家具は処分するべき?

まず初めに正しく認識して欲しいことが、物件を査定した時に査定の対象となっているのは、あくまでも物件そのものだけということです。
家具や家電などの動産は査定の対象ではありません。
例えば、エアコンは家に取り付けられているものですが、これも動産に含まれます。
それらを省いた金額が査定では出されていることを覚えておきましょう。

「査定には含まれていなくても家具を置いていっても良い?」
その答えとしては、基本的に不用品を置いたままで売却はできません。
ゴミや不用品は原則全て処分する必要があるでしょう。

もし不用品を置いたままで売却できたとしても、処分費用に相当する額は値引きの対象です。
それだけでなく、不用品があると家の価値はマイナスの評価がつく傾向にあります。

ただ、買主との交渉次第で、エアコンやウォシュレットなどは残したまま売却できる可能性があります。
もし処分に困っているのであれば、一度相談してみても良いかもしれません。

□家具を残したまま家を売るポイントは?

基本的には家具や不用品は処分する方が良いでしょう。
しかし、事情によっては処分する時間をとれなかったり、置いていきたかったりしますよね。
ここでは、その場合のポイントをご紹介します。

1つ目のポイントは、買主のメリットを考えることです。
もし家に残したい家具や家電が新品同様に綺麗で十分使用できるものであれば、買主側も喜んで使いたいと考えるかもしれません。
また、食器棚やタンスなど10万円近くするものも、買主の金銭的メリットに繋がります。

2つ目のポイントは、エアコンや照明は歓迎されやすいことです。
エアコンは新しく購入すると費用も高くつき、設置の手間もかかります。
また、エアコンや照明は生活にすぐ必要になるものであるため、家についていたら嬉しいものです。

これらのポイントを押さえることで、交渉の際に上手にアピールできるでしょう。

□まとめ

今回は、家を売る際に家具を処分するべきかどうかについて解説しました。
処分しなくて喜ばれることもあるため、売却の際に買主の意見をしっかりと聞けると良いですね。
この記事が参考になれば幸いです。

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