親が山林を所有している方の中には、売却か相続のどちらの選択肢を取れば良いのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、山林の相続と売却のそれぞれのメリットとデメリットについて解説します。
将来、山林を相続または売却しようとお考えの方にも必見の内容なので、ぜひお役立てください。

□山林を相続するメリットとデメリットを解説!

親が山林を所有している場合、一般的に子供が相続することになりますよね。
相続することで様々な利益を得られますが同時に短所もあるので、後悔しないためにも事前に確認しておくことをおすすめします。

長所は山林を貸し出しできることです。
自治体や山林を扱う業者の方に貸し出すことで利益を得られる可能性があります。
またそれだけではなく、山林内でキノコなどの採取をしている方にも貸出できるので、関心がある方は役所で相談してみても良いかもしれません。

また太陽光発電として活用できるという魅力もあります。
広い山林には機材を設置できる場所がたくさんあります。
日当たりの良い場所に設置することで効率よく売電できるかもしれません。

一方、短所は管理の手間がかかったり、固定資産税が負担になったりすることです。
もちろん山林はそのまま放っておくと荒れてしまうので、管理する必要がありますがその際にもコストがかかります。
また、所有しているだけでも毎年税金がかかるので注意が必要です。

□山林を売却するメリットとデメリットを解説!

山林の相続についてお分かりいただけたでしょうか。
次は売却について解説します。
相続と売却を見比べてどちらが適しているか慎重に考慮したうえで決断しましょう。

最大の魅力は管理の手間や義務を解消できることでしょう。
上記でも説明したように、管理の手間は想像以上に負担になる可能性があります。

一方、デメリットの1つとして売れにくく収益化しにくいことが挙げられます。
やはり一般的な物件などと比べると買い手が見つかりにくく、売却価格が思った以上に安価だったというケースも少なくありません。
また商業地に比べて収益が出にくいため、収益化をしたい方にとっては向いていないかもしれませんね。

□まとめ

この記事では、山林の相続と売却について解説しました。
相続することで木材を売却できたり太陽光発電に活用できたりします。
売却のメリットは固定資産税や管理の義務から解放されることです。
当社は不動産売買をサポートしますので、ご不明点等ございましたらご連絡ください。

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