住宅を購入した後にも、住宅ローンの返済や医療費、教育費などの費用が必要です。
中には短期間で多額の資金が必要だという方もいらっしゃると思います。
資金が必要な方にはリースバックという選択肢もあります。
今回はリースバックとは何か、リースバックが選ばれる理由を紹介します。

□リースバックとは何か?

リースバックを簡単に説明すると、住宅を売却した後にも、お金を払い続けることにより、そのまま住み続けられる仕組みです。

具体的には最初にリースバック会社に住宅を売却し、売却金を得られます。
そして、次に月々の賃貸料金を支払いながら、そのまま住み続けられるのです。
このように、住宅の売却と、賃貸の仕組みを掛け合わせて生まれた仕組みなのです。

たくさんのメリットの中から、代表的な物を紹介します。

1つ目は売却した後も同じ家に住み続けられることです。
一般的な不動産売却の場合は引き渡しを行ったら、その住宅から退去する必要がありますよね。
しかし、リースバックは売却後も同じ住宅に住めるので、引っ越し費用を削減できたり、今まで通りの暮らしが継続できます。

2つ目は所有コストが必要ないことです。
不動産を所有していると固定資産税などの税金を定期的に支払う必要があるのに対して、リースバックをすると必要になる税金は新しい所有者が支払います。
その代わりに賃貸料金を支払う必要がありますが、コストが一定なので資金計画が立てやすくですよ。

3つ目は短期間で現金化できることです。
リースバックは不動産会社が直接買い取るので、短期間で現金化できます。

□リースバックの活用例とは?

次に活用例を紹介します。

1つ目は住宅ローンの返済に充てることです。
住宅ローンの返済が厳しくなっていて、転居することも難しくても、今の住宅に住み続けたい方はリースバックが向いています。
ただし、売却した金額で全てのローンを支払えるのかをよく確認する必要があります。

2つ目は資金調達です。
老後に必要な生活資金や、医療費といった資金が必要な方にとってもリースバックは利用されています。

3つ目は相続の準備です。
自分の死後に住む人がいないという状況になる場合は、相続人に売却で手間取らせたくないという理由でリースバックを利用される方もいます。

□まとめ

今回はリースバックとは何か、リースバックが選ばれる理由を紹介しました。
リースバックは様々な場面で役立つことをお分かりいただけたかと思います。

当社は福井県で住宅に関するお手伝いをしております。
住宅ローンでお困りの方は状況に合わせて売却方法をご提案しますのでご相談ください。

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