投資用の不動産を売却したいが、失敗するのが不安で迷っている方はいらっしゃいませんか。
この記事では、そんな不動産投資の失敗例と売却する際に気をつけるべきポイントをご紹介します。

□よくある失敗例とは?

ここでは不動産投資の売却における、よくある失敗例を3つご紹介します。

まず1つ目は、短期譲渡でせっかくの売却益が税金になってしまう例です。
不動産を売却して利益が出た場合、利益(譲渡所得)に対して所得税が課税されるため、十分注意しましょう。
この不動産売却で課税された所得税は、譲渡所得税と呼ばれ、不動産を所有していた期間に応じて、税率が異なります。

1月1日の時点で所有期間が5年を超えていない場合は、ほぼ倍の税金が課税されます。
そのため、5年を超えない短期譲渡となると、税金がおよそ2倍となるため、せっかくの利益が無駄になってしまうでしょう。

2つ目は、管理会社との契約内容の確認ミスです。
投資物件を売却する際、現在管理している管理会社との契約も解除しなければなりません。
しかし、管理会社の中には解除する際に高額な手数料や違約金を設定している会社もあります。
そのため、管理会社と契約をする際は契約内容のチェックを必ず行いましょう。

3つ目は、家賃保証契約の解除ができないことです。
家賃保証契約の解除を条件とする売買契約を結んだ場合、管理会社に解除を申し出ても拒否されることがあります。

売買契約を結んだ後にこれらの事実が発覚すると、買主から契約違反による賠償請求をされる可能性があります。
そのため、売買契約する前に、管理会社が解除に応じてくれるかを確認しましょう。

□不動産を売却する時に気をつけるべきポイントをご紹介!

次に、不動産を売却する際に気をつけるべきポイントをご紹介します。

まず、不動産を売却する際は買主のニーズを理解しておきましょう。
特に、利回りの良い物件は多くの買主にとって、とても魅力的です。
また、エリアによって求められるニーズは異なるため、修繕や設備拡充を行って不動産の価値を高めることが大切です。

利回りを高めるためには、入居率を上げることが大切でしょう。
フリーレントという入居から数カ月間の家賃を無料にするといった施策をとることで、利回りを高くし、売却時の物件の価格を高く保ちやすくなります。

さらに、大規模な修繕は売却前に済ませておくことも重要です。
そうすることで、買主に修繕が必要ない物件として魅力的な印象を与えるでしょう。
売却がスムーズに進むだけでなく、物件の価値が下がるのを防ぐことにもつながります。

□まとめ

今回は、不動産投資の失敗例と売却の際に気をつけるべきポイントをご紹介しました。
あらかじめ失敗例を知っておくことで、不動産投資で同じ失敗をする可能性は大きく減らせます。
気をつけるべきポイントを参考に不動産投資を成功させましょう。

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