「家を売却したいけれど、合計でどのくらい時間がかかるのだろうか。」
このような疑問を持っている方はいませんか。
売却にかかる平均の時間を知っておくことで、予定が立てやすくなるだけでなく、売却活動も進めやすくなります。
今回は、家の売却期間と短くするコツについて紹介します。

 

□売却期間について

家の売却は「売り出し前」「売り出し中」「売り出し後」の3つのステップに分かれます。

売り出し前には、相場を調べたり、不動産会社と契約を結んだりします。
家の売却活動は売主ではなく不動産会社が行うため、最初の不動産会社選びは慎重に行いましょう。
ここでは、1〜4週間程度かかります。

売り出し中には、購入希望者の内覧や条件交渉、売買契約の締結などがあります。
内覧者が多いのになかなか売れないときは、掃除を徹底的に行ったり、予想される質問に対する答えを準備したりして対応しましょう。
ここでは、1〜3ヶ月程度かかります。

売り出し後には、決済と引き渡しを行います。
買主のローン申請が却下された場合は、白紙になります。
急いでいる方は、売主側からも買主を選びましょう。
ここでは1〜2ヶ月程度かかります。

以上のステップを踏んで、家の売却が終わります。
家の売却には合計で6ヶ月程度かかるでしょう。

 

□期間を短くするコツについて

続いては、売却期間を短くするコツについて紹介します。

 

*季節を考える

引っ越しには人気の季節があります。
最も引っ越しする人が多いのは1〜3月、次に多いのが9〜11月です。
この時期に合わせて売却活動を始めると早めに売れるでしょう。

 

*契約の種類を考える

不動産会社との契約には、一般媒介契約や専任媒介契約などがあります。
ここには「同時に複数の不動産会社と仲介契約するのか」「自分で買主を見つけてきても良いか」などの違いがあります。
6ヶ月過ぎても買主が見つからない場合は契約の種類の見直しを検討しましょう。

 

*買取も検討する

不動産売却には、仲介して第三者に買ってもらうだけでなく、不動産会社に買い取ってもらう方法もあります。
買取の場合は仲介手数料が要らないだけでなく、金額の折り合いがつけば早急な売却が可能です。
すぐに現金が必要な方や売却期限が迫っている方は買取を選ぶと良いでしょう。

 

□まとめ

今回は家の売却にかかる期間とその期間を短くするコツについて紹介しました。
家の売却には6ヶ月程度かかると言われています。
しかし、家の条件や不動産会社の営業活動によってはもっと時間がかかる可能性があります。
期限を最初に決めておき、それに合わせて売却活動を進めましょう。

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