リースバックを検討している方の中にはお金に余裕ができたら、家を買い戻したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、リースバック後に再購入ができないと判明したらショックですよね。
今回はリースバックした住宅は再購入できるのかを紹介します。

□リースバックをした家は再購入できるのか?

リースバックをした家は場合により買い戻せます。
リースバック後でも購入した会社と賃貸契約を結ぶことにより、住み続けられるとともに、再購入も可能な場合があります。
しかし、全ての会社で再購入が可能なわけでは無く、可能であっても期間が決められている場合があります。

賃貸の契約には普通借家契約と定期借家契約があります。
両者は借主と貸主の両方が合意に至った場合に更新が可能です。

しかし、普通借家契約の場合は借主が契約の更新を希望している場合は、貸主から契約の更新を拒否できません。
それに対して定期借家契約の場合は更新をしないことが前提で、契約が終了する1年前から半年前までに貸主から契約終了の通知がある場合は契約が終了し、退去する必要があります。

そして、リースバックはどちらの場合でも、契約を終了して退去した場合は再購入が不可能です。
どちらの場合に関しても、再購入を視野に入れている場合は、会社を選ぶ際に賃貸契約の更新は可能なのか、契約中に転売はされないのかを確認しておく必要があります。

□リースバックした家をもう一度買い戻すのに必要な金額とは?

再購入に必要な金額はリースバックを契約した際に支払われた売却金額と同じだろうと考えている方もいらっしゃるでしょうが、それは違います。
基本的には売却額より買い戻す金額の方が高くなる場合がほとんどで、再購入の金額は売却した金額の110パーセントから130パーセントの範囲になる傾向があります。

これは、リースバック会社が住宅の宣伝費や管理費用を支払っているので、その分を上乗せする必要があるからです。
具体的には不動産取得税や登記に必要な費用、管理などの人件費、広告宣伝費、修繕費、固定資産税などです。
再購入を検討されている方は、売却金額よりも高くなることを覚えておきましょう。

□まとめ

今回はリースバックした住宅は再購入できるのかを紹介しました。
再購入は可能ですが、会社を選ぶ必要があったり、費用が高くなる場合があったりするので注意が必要ですね。

当社は福井県で住宅に関するお手伝いをしております。
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