空き家を所有されていると、固定資産税や管理費用といった目に見えるコストの他に、見落としがちな「電気代」が発生していることをご存知でしょうか。
誰も住んでいないはずなのに、なぜ電気代がかかるのか、その理由に疑問を感じている方もいるかもしれません。
しかし、この電気代は「基本料金」や「待機電力」によるもので、決してゼロにはなりません。
ですが、ご安心ください。
適切な対策を講じることで、電気代を効果的に節約することが可能です。

今回は、空き家で電気代が発生するメカニズムと、具体的な節約方法について解説いたします。

空き家でも電気代はかかる?

基本料金で発生する

電気は使用していなくても、契約を継続している限り「基本料金」が発生します。
この基本料金は、契約しているアンペア数や契約している電力会社によって定められています。
たとえ電気を全く使わなかった月でも、この基本料金分は請求されるため、一定の費用がかかることになります。
電力会社によっては、電気を使用しなかった月の基本料金が減額される場合もあります。

待機電力でも消費する

家電製品は、電源がオフの状態でも、コンセントに繋がっているだけで微量の電力を消費し続けます。
これは「待機電力」と呼ばれ、一見わずかな電力でも、複数の家電製品があれば積み重なって無視できない消費量となり、電気代に影響します。

月1000円から3000円が目安

空き家にかかる電気代は、一般的に月額1,000円から3,000円程度が目安とされています。
ただし、これはあくまで目安であり、管理のために訪問する頻度や、その際にエアコンなどの機器を使用するかどうかによって、実際の金額は変動します。

空き家の電気代は節約できる?

アンペア数を見直す

電気料金は、基本料金と電力量料金の合計で決まります。
基本料金は契約アンペア数によって変動するため、見直しが効果的です。
空き家では、一度に多くの電力を必要とする家電製品を同時に使用する機会が少ないため、生活している家よりも低いアンペア数に設定しても問題なく運用できる場合が多いです。
アンペア数を下げることで、基本料金を大幅に削減し、年間を通じた電気代の節約につながります。

ブレーカーやコンセント管理を徹底する

空き家を離れる際は、必ずブレーカーを落とす習慣をつけましょう。
これにより、家全体の電気の流れが遮断され、無駄な電力消費を防ぐことができます。
また、ブレーカーを落とすことは、配線の経年劣化などによる漏電のリスクを低減させ、火災予防にもつながるため、安全面でも重要です。
さらに、使用していない家電製品のコンセントは、待機電力の消費を防ぐためにすべて抜いておくことを推奨します。

電力会社変更を検討する

2016年の電力自由化以降、様々な電力会社が登場し、料金プランも多様化しています。
新電力の中には、基本料金が無料であったり、使用量に応じた料金体系がより有利になるプランを提供している会社もあります。
ご自身の空き家の電気使用状況(ほとんど使わない、たまに訪問する程度など)に合わせて、最適な電力会社やプランに変更することで、電気代の節約につながる可能性があります。
各社のシミュレーションなどを活用し、比較検討してみる価値はあります。

まとめ

空き家を所有する上で、電気代は避けて通れないコストの一つです。
電気を全く使用していなくても、契約を継続している限り発生する基本料金や、家電製品の待機電力によって、毎月一定の費用がかかります。
しかし、これらの電気代は、契約アンペア数の見直し、ブレーカーの確実な管理、コンセントの抜き差し、さらには電力会社のプラン変更などを検討することによって、大幅に節約することが可能です。
空き家の維持コストを少しでも抑え、賢く管理していくために、ぜひ本記事でご紹介した節約術を実践してみてください。

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