「家を売却したいけれど、売却にかかる費用には何があるのだろう。」
このような疑問を持っている方はいませんか。
家の売却金額がそのまま手元に入るわけではなく、数種類の費用を払う必要があります。
そこで今回は、諸費用の内容と抑えるコツについて紹介します。

 

□諸費用について

不動産の売却には基本的に4つの費用がかかります。

1つ目は、仲介手数料です。
仲介手数料とは、仲介業者として不動産会社を利用した場合に不動産会社に支払うお金です。
これは成功報酬というかたちで支払われるため、取引が成立しなかった場合は支払う必要はありません。
不動産は個人間でも売買できますが、時間がかかる上にトラブルに発展する可能性が高いので、不動産会社を利用しましょう。

2つ目は、印紙税です。
不動産の売買が行われると、売買契約書に収入印紙を貼って印紙税を納税します。
その印紙税は売買価格によって変動するため注意しましょう。

3つ目は、登録免許税です。
不動産購入時にローンを利用して購入した場合、抵当権がついています。
売却時にはその抵当権を抹消する必要があり、登録免許税はそのときに発生します。
1つの不動産につき1000円とあまり高くありません。

4つ目は、司法書士への報酬です。
不動産の売買では専門用語が数多く使われ、さまざまな手続きがあります。
そのため、司法書士に依頼して進める方も多いです。
その場合は、その報酬としてお金を支払う必要があるため、準備しましょう。

 

□抑えるコツについて

続いては、費用を抑えるコツについて紹介します。

 

*特例を利用する

不動産売却での所得は譲渡所得と呼ばれますが、譲渡所得に対して所得税や住民税がかかります。
しかし、特例の利用によってそれらの税金を抑えられます。
特例には「3000万円の特別控除の特例」「10年超所有軽減税率の特例」「特例居住用財産の買換え特例」などがあります。
それぞれで必要書類や条件が違うため細かく調べましょう。

 

*良い不動産会社を選ぶ

不動産会社の中には追加料金を多く取ったり、詳細が不明の料金を請求したりする会社が存在します。
一旦契約を結ぶと解除は難しいため、最初に良い不動産会社を選びましょう。
そのためには査定額だけでなく、実績や評判などもホームページで確認すると良いでしょう。

 

□まとめ

今回は、不動産売却に関わる費用と費用を抑えるコツについて紹介しました。
費用をあらかじめ知っておくと予算が立てやすくなります。
売買金額によって変わる費用もあるため、どのくらいで売れるのか考えながら予算を立てましょう。

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